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店長交代

この度、前店長 鉄川より引き継ぎました、谷口すえみです。
まだまだ、わからない事ばかりですが、温かい目で見守っていただけますと助かります。


新商品

みなさん、こんばんは!


久しぶりの更新となります。(ちょっとサボっていました…)

今回は、先週の土曜日に東京出張してきましたことをお話ししたいと思います。

とあるところから、華将棋(はなしょうぎ)なるものを聞き、製作されている方に会ってきました。

どのような商品かと言いますと
華将棋


製作されている方曰く、「初心者の方、特に大人の方でこれから始めようとお考えの方、海外での普及を視野にいれてます。」と

それでは、詳細を説明していきましょう

まずは、駒ですが、材質はブナで五角形ではなくカマボコ型です。カマボコ型にされたのは、五角形の駒型は手間がかかり難しいとの事でカマボコ型にされました。字体部分は、彫や押ではなくレーザー加工機で字体部分を焼いてあり、耐水性もバッチリ!仕上材は、安全性について厳しい規格であるDINEN71part3(ドイツ工業規格)に合格した物を使っている為、お子様が万が一舐めたりしても大丈夫な物となっています。

そして将棋盤ですが、ボール紙で出来ており、裏面には滑り止めのゴムが貼られています。9分割でき3マス×3マスが1シートになりますので全部で9シートです。現時点では、若干の反りがあるので、改良の余地があるようです。

収納ケースは、桐製でコンパクトに収め持ち運びが出来る様に、将棋盤の1シートの上に40枚の将棋駒を立てて並べ収納すると、約12cm角・高さが約7cmほどになる予定です。

現時点では、希望小売価格は5,500円前後になり少し価格が高い気もしますが、華将棋で少しでも将棋に興味を持ってもらえればと思います。

3月末には、完成品が手に入ると思いますので、もうしばらくお待ち下さい。

碁盤 その1

みなさん、こんばんは!


今日の大阪は、大変寒い1日で、日中雪もちらほらとしていました。

本日は、碁盤についてのお話です。

まずは、サイズに関してです。

縦:1尺5寸  横:1尺4寸になります。今どき尺貫法で表記しても解られる方のほうが少ないと思いますので、cm表記しますと 縦:約45.5cm  横:約42.5cmになり、折碁盤は少し小さかったりします。 
碁盤屋さんの中には、縦横とも少し大きくされている碁盤屋さんもあります。

続いて厚みですが、当然薄い物から厚い物まであり、当店で取り扱っている商品でも折碁盤でしたら5分(約1.3cm)から脚付盤ですと7寸(約21cm)くらいまでは、ご覧になられたと思いますが、私は過去に1尺盤(約30cm)のとんでもないものを見た事があります。

ここでよく聞かれることなんですが、どこのお店様でも表記は3寸(約9cm)となっていますが、商品詳細には8.5cmや8.8cmと表記されていると思います、これは材木店から納品される材木が3寸(約9cm)との事で、ここからカンナを掛けたりしますので、最終的に詳細に表記されていますサイズ(8.5cmや8.8cm)になり、3寸盤ですと3寸~2寸7分(9cm~8.2cm)までの厚みが3寸と呼ばれます。

私もこの仕事に携わって約20年になりますが、先輩職人にお聞きしても「昔からだ!」と言われて話は終わってしまい、碁盤屋さんが決めたのか、材木店が決めたのかは解りません。

ここでお話ししました碁盤のサイズや厚みは、普及盤(本桂盤・スプルース(新かや)盤)での話です。
本榧盤は、少し縦横大きく作りますし、厚みも少しでも厚くなるように作っていきます。

最後になりますが、碁盤は一度購入されると一生物です。
修理も出来ますんで、目盛りが消えてきたり、汚れてしまったら、一度ご相談ください。

将棋駒 その4

みなさん、こんばんは!

先日は、将棋駒の四大書体についてお話させて頂きましたが、本日は漆書・黒彫・並彫・中彫・上彫についてお話しさせて頂きます。

銘彫(錦旗・水無瀬等)に比べて安物と云うイメージがあると思いますが、製造工程等は彫の工程が簡略されてるくらいでほぼ変わりません。

下の写真を見ていただければ解ると思いますが、上彫→中彫→並彫→黒彫になるほど、略字化されていき、裏面になると、略し過ぎて何が何だか全く解らないですけど、彫の工程を減らすことによって価格を抑えています。


将棋駒の彫

漆書は、駒木地に直接文字を漆で書いたものです。書体は「草書」と「楷書」があり、「源平駒」と言われる裏の文字が赤いものや、「咲分け」と言われる駒の上方の文字が赤で書かれたもの(裏の文字は赤)などの種類があります。

草書とは草書体の書駒です。近年、天童伝統の「草書」を「番太郎駒」と呼ぶようになってきましたが、天童の業界内では使われたことのない呼び方であり、天童では古くから「草書」でした。天童駒の伝統を伝える書体といっていいかもしれません。


最後になりますが、将棋駒はピンからキリまであり、材質もプラスチック製・木製駒とあり当店でも600円程度から70万円まで取り扱っています。初心者の方などは、駒選びに悩まれたら、一度、当店にご相談いただければ出来る限りお答えさせて頂きます。


次回からは、碁盤・将棋盤のあれこれをお話したいと思います。



将棋駒 その3

みなさん、こんばんは!


今回は、将棋駒の書体についてです。

現在、将棋駒の書体は数えきれないほどの書体が存在します。

ここでは、四大書体とも言われている、錦旗・水無瀬・菱湖・源兵衛清安をご紹介したいと思います。

四大書体

錦旗書体は、御水尾天皇の銘をもとに、豊島龍山が筆写したのが始まりとされています。
将棋駒の中では、一番ポピュラーな書体で駒師の間では「錦旗に始まり錦旗に終わる」と言われるほど奥深い書体で駒師の力量がわかるとも言われています。

水無瀬書体は、16世紀末に水無瀬兼成(みなせかねなり)が作った書駒がルーツとされています。

菱湖書体は、江戸時代末期の書家「巻菱湖」の書をもとに、大正時代に豊島龍山が作ったのがはじまりとされています。
プロ棋士の中でも、中原誠永世十段も愛好されていたようです。

源兵衛清安は、江戸時代から伝わる古い書体ですが、詳細はわかっていません。
細字で優雅な味わいをもつ書体です。


その他の書体としては、宗歩好(そうふごのみ)・清安(きよやす)・清定(きよさだ)・安清(やすきよ)・昇龍(しょうりゅう)・無双(むそう)・長禄(ちょうろく)・無剣(むけん)等々ときりがありません。

最後に、よくお客様より聞かれるのですが、「どの書体が一番良いですか?」と

私は、「お客様の好みです。」としかお答えできません。

決して安価なお買い物ではないので、悩まれるのはわかりますが、それぞれの書体にそれぞれの味わいがありますので、お客様の第一印象で決められるのも良いかと思います。

将棋駒 その2

みなさん、こんばんは!

今回は、将棋駒の彫りについてです。

一般的な製造方法として、原料となる木を駒の大きさに切って整えたあと、書体に合わせて木地を彫っていく。その表面に漆を塗り、サンドペーパーで研ぎ出して将棋駒となる。

彫り方と漆の書き込み方によって、書き駒・彫り駒・彫り埋め駒・盛り上げ駒に分けられる。

書駒:木地の表面に直接漆を書き込んだもの。文字の書体には楷書体(かいしょたい)と草書体(そうしょたい)があり、草書体は通称「番太郎駒」と呼ばれています。

彫駒:木地を彫った部分に漆を塗ったもので、将棋駒と言えば、みなさんが想像されるものです。

彫埋駒:木地を彫った部分に、漆を木地の高さまで埋め込んだもので、完成まで時間がかかります。出来上がった将棋駒を見てみると、見た目書いたように見えますが、すり減っても文字が消えることはないわけです。

盛上駒:盛上駒は漆で埋めた上に筆を使いさらに盛り上げていきますので、最も工程が多く技術的にも難しく、彫埋駒よりさらに時間がかかりますので、最高級の将棋駒は盛り上げ駒となります。

それぞれの将棋駒には、それぞれ異なる味わいがあり、彫駒や彫埋駒が盛上駒より常に劣った駒ということではありませんし、皆さんがお持ちの将棋駒には愛着があると思います。

将棋駒 その1

みなさん、こんばんは!


久しぶりの更新となりますが、今回は将棋駒のお話で駒材についてお話ししたいと思います。

将棋駒に使われている材木は、何種類あるかご存知でしょうか?実は、私にもわかりませんが、当店で取り扱っている材木をご紹介したいと思います。

まず最初は、本黄楊材です。
皆さん、ご存じだと思いますが盛上駒・彫埋め駒等の高級駒に使われます。黄楊は、関東~九州に広く分布しており、その中でも御蔵島産や薩摩産が有名です。

次は、黄楊またはシャム黄楊です。
中国・インドシナ半島が原産の黄楊を称してシャム黄楊と呼ばれていますが、厳密には「アカネ科」の樹で「ツゲ科」の樹ではありません。本黄楊が減少する中で、代用品として使われ始めました。

次は、楓(かえで)です。
カエデ科カエデ属の落葉広葉樹で日本全国に自生しており、色調は、全体にやや赤みを帯びた白色から淡紅褐色です。
ここ数年、黄楊(シャム黄楊)が減少していますので、その代用品として2~3年前より販売を始めました。

この他にも、樺(かば)・アオカ・白椿・斧折(おのおれ)等があります。

駒材は、それぞれ一長一短あり、購入するときに迷われると思います。
価格重視・駒材重視・書体重視と何を重視するかと悩んでいる時こそが一番楽しい時と思います。焦らずじっくりと将棋駒選びを楽しんでください。

よろしければ、当店での購入をお待ちしております。



麻雀の起源

みなさん、こんばんは!


店長の鉄川です。

本日は、麻雀の起源についてのお話です。

やはり麻雀も囲碁や将棋の同じように、起源には諸説あるようです。

その中でも、最も有力な説は清の時代に寧波(ニンポー)陳魚門(ちんぎょもん=チェンユイメン)が明時代からあった

カードゲーム「馬吊(馬弔、マーディアオ)」と「骨牌」というゲームを合体させて麻雀を完成させたというのが定説のようで
す。

そして、現在のような麻雀牌が日本に伝わったのが明治時代末期といわれていますが、一般に認知されるようになった

のは関東大震災以後のようです。

現在は、全国的に基本となるルールはありますが、各地でのローカルルール等があり、色々な遊び方で麻雀を楽しんで

いただいてるようで、ここ数年は、昔ながらのイメージ(賭博・喫煙・飲酒・徹夜)からの脱却を図るべく「健康マージャン」と

いう遊び方を促進しています。

また、麻雀は指先を動かすことや相手の手を読む事から認知症予防にも役立つと言われています。

間違いや、色々なご意見があると思いますが、麻雀の起源のお話でした。





本日より

皆さん!


新年、明けましておめでとうございます。

店長の鉄川です。

年末年始、みなさんはどうお過ごしされていましたか?

私は、帰省という一大行事が無く、ショッピングモール巡りしましたが、結局福袋等も買わずに終わってしまいました。

いよいよ本日より、営業再開です!!

今年一年も、どうぞよろしくお願い致します。

年末年始長期休暇のお知らせ

みなさん、こんばんは!


店長の鉄川です。

平成26年12月30日(火)から平成27年1月4日(日)までの間は、お休みとさせていただきます。

この間にいただいたご注文発送・メール・電話でのお問い合わせは、平成27年1月5日(月)から順次対応させて頂きます。

皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解頂けますよお願い申し上げます。

皆様、良い年をお迎えください!

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