四大書体で知られる、菱湖書体です。 菱湖書体とは、江戸時代の書家「巻菱湖」の書をもとに大正時代になってから豊島龍山の作った駒が始まりです。人気があるので多数の駒師が作っている書体で、実際に駒銘としては「菱湖」「巻菱湖」の2種類が見受けられる。しかし、駒師の個性の違いを除けば、基本的には二つともまったく同じ書体である。 プロ棋士のタイトル戦などで、最も使用される書体の一つといっても過言ではない。中原誠十六世永世名人をはじめ、この書体が好きなプロ棋士は数多いという。
王将・玉将
角行・飛車
金将
銀将
桂馬
香車
歩兵20枚 余り歩2枚