ただし、「源兵衛」と人名がついているところから、駒師名ではないかと推測できる。また「源兵衛清安」は、「みなもとのひょうえきよやす」とも読めるところから、武士であったのではないかという不確実な説も知られている。数ある書体の中で、最もクラシックな書体の一つとされ、現在でも駒マニアに人気を博しているのが「源兵衛清安」。プロアマ問わず、ほとんどの駒師が手がけている書体でもある。下に少し末広がりになっている駒字は、駒形にぴったりと納まって見える。実に繊細で、かつ優雅な味わいをもった書体といえます。
王将・玉将
角行・飛車
金将
銀将
桂馬
香車
歩兵19枚 余り歩1枚